グラフを描く

エージェントでグラフデータを出力しておくことで、 ローソク足チャートにグラフを描くことができます。 移動平均線やMACDなどをグラフとして表示して、エージェントの動作検証に利用できます。

エージェント編集画面

グラフを描くには、graph_factory を使用します。必要な手順は次の通りです。

  1. graph_factory#create(label, type, aggregation_type, colors, axises)で、名前やオプションを指定してグラフ( Graph )を作成
  2. Graph#<<(values) でグラフデータを出力します
# Graphを作成。
@moving_average_graph = graph_factory.create('移動平均線',
   :rate, :average, ['#FFCC33', '#FF6633'])
@rsi_graph = graph_factory.create('RSI',
    :line, :average, ['#666699'], [30, 70])

...()

# グラフのデータを出力。
# 値は配列で指定します。
@moving_average_graph << [45, 43]
@rsi_graph << [40]

graph_factory#create(label, type, aggregation_type, colors, axises) の引数は次の通りです。

番号 名前 説明
1 label グラフの名前を指定します。(必須)
2 type グラフの種類を指定します。以下のいずれかを指定します。
  • :rate .. グラフをレート情報に重ねて表示します。移動平均線やボリンジャーバンド向けです。
  • :line .. 通常の線グラフとして描画します。グラフは、チャートの下の部分に表示されます。
省略した場合、 :lineが使用されます。
3 aggregation_type グラフの集計方法を指定します。「15秒ごとにグラフデータを出力したとき、15分足でどのデータを使うか」を決定する際に使用されます。 指定可能な値は以下の3つです。
  • :average .. 期間内に出力されたデータの平均値を使用します。
  • :first .. 期間内に出力された最初のデータを使用します。
  • :last .. 期間内に出力された最後のデータを使用します。
省略した場合、 :firstが使用されます。
4 colors グラフの色を"#FFFFFF"形式の配列で指定します。
5 axises グラフの背景に描画するy軸のメモリを配列で指定します。グラフの種類が :lineの場合のみ有効です。