取引を行う
取引を行うには、broker
を使用します。 broker
は、 Agent
のインスタンス変数として初期化時に設定されます。
注文を行う
成行、指値、逆指値、Market If Touched で注文を行うことができます。
以下、各種注文を行う例です。
sell(pair_name, units, type, options)
, buy(pair_name, units, type, options)
の引数は次の通りです。
番号 |
名前 |
説明 |
1 |
pair_name |
取引する通貨ペアを、:EURJPY のようなシンボルで指定します。(必須) |
2 |
units |
注文単位を指定します。(必須)
OANDA JApan では、1単位からの取引が可能です。
|
3 |
type |
取引の種別を指定します。
成行 (:market )、指値 (:limit )、逆指値 (stop )、
Market If Touched (:marketIfTouched ) のいずれかが指定可能です。
省略した場合、成行(:market ) 注文になります。
|
4 |
options |
指値注文の指値価格や、有効期限などを指定します。
指定可能なパラメータについては、こちらを参照ください。
|
注文を行うと、 OrderResult が返却されます。
注文一覧を取得する
Broker#orders
で、注文一覧を取得できます。
Orderの属性はこちらを参照ください。
注文を変更する
指値や決済条件は、 Broker#modify_order(order)
または、 Order#modify
で変更することが可能です。
変更可能なプロパティについては、こちらを参照ください。
注文をキャンセルする
約定していない注文は、 Broker#cancel_order(order)
または、 Order#cancel
でキャンセルできます。
建玉一覧を取得する
注文が約定すると、 建玉( Position
)が生成されます。
Broker#positions
で、現在の建玉一覧を取得できます。
建玉オブジェクトからは、購入レートや現在の損益が取得できます。
※証券会社へのアクセス回数を減らすため、建玉情報は1分間キャッシュされます。
最新の建玉を参照したい場合は、 broker#positions
の代わりに
broker#load_positions
を利用してください。
建玉を決済する
建玉を決済するには、Broker#close_position(position)
または、 Position#close
を実行します。
建玉の決済条件を変更する
Broker#modify_position(position)
または、 Position#modify
で、建玉の決済条件を変更することができます。